2016/09/30

前回の続き

さて、前回『なぜ立ち食いの蕎麦はいいのに、ラーメンは「...?」ってなるのか』って言うテーマで考察しながら書きましたが、惜しくも途中で飽きてしまい、ドボン。と言った結果になった訳ですが、その続き、完結編(そこまで行けるのか!?)を書いて行きたいと思います。

さて前回の投稿で出てきたキーワード『忙しさ』です。
忙しい時にサクッと食える。それが立ち食い蕎麦でした。
実際にこの話が出てきたドラマティックゆうやの稽古期間中、ドラマたけし、ドラマゆうや、テツマル、の3人がサクッと飯食いに行こうの流れになっていた時に、ちょうどご飯食べたばかりの私はパスしたことがあった。
その時彼らは歩いて1分の距離にある立ち蕎麦屋にいったのだ。
待っている間に演劇で使用する曲の編集、確認等してしまおうとしたその瞬間。
彼らは戻ってきたのである。あれ?と思うくらいのスピードで帰ってきたのだ。
それくらい早いのである。

しかしこれがラーメンだった場合。そうはいかない。おそらく私がいろいろ準備できてベンチに横になったくらいで帰って来ることとなる。
それはそれでちょうどいいのだけども。
さて、なぜラーメンではダメなのだろうか?

「脂」

これである。脂があるから早く食えないのだ。わんこラーメンを想像してほしい。
きっとあなたは思っただろう「食えて5杯かな、、、、」そして次に「蕎麦だったらもっと行けるなぁ」と思ったはずである。
脂を多く含んだラーメンのスープは蕎麦よりも保温性が高く、いつまでもアツアツを楽しめるというメリットがあるがその反面スピーディに食べれないというデメリットを持っているのだ。
その「脂」の作用が今回の『なぜ立ち食いの蕎麦はいいのに、ラーメンは「...?」ってなるのか』に大きく関わっている。

つまり
・立ち食いの飲食店に行く状況 = 忙しい時 = 早く戻らないといけない
・早く戻るためには早く食べないといけない
・ラーメンは早く食べられない → 蕎麦だ!
この一連が人間の深層心理に深く刻み込まれているので、例え忙しくない状況でも
立ち食い=ラーメン
の式は成り立たず、
立ち食い=蕎麦
となるのではないだろうか。

つまり今回の場合ラーメンは決して悪くなく、人間の心理がそうさせている、即ち「かわいそうなラーメン」ということになる。人間によって生み出され、人間の身勝手により避けられてしまうラーメンという美味しくも悲しい麺。
私は今度立ち食いラーメンを見つけたら積極的に入って行こうと思う、もしかしたら意外といいもんかも知れない。きっと知らないだけで満足のいく結果を出せると思う。
そんな悲しいラーメンの気持ちを胸にそっとしまい『なぜ立ち食いの蕎麦はいいのに、ラーメンは「...?」ってなるのか』の考察を終了とする。

でも忙しいときは絶対にダメ!!

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